平成26年6月6日、熱海の海岸に新名所『ジャカランダ遊歩道』が完成しました!古屋旅館から徒歩3分。
熱海市では平成24年からサンビーチ前の国道135号線沿いに『ジャカランダ』のプロムナードを整備していました。いよいよ6月6日にオープンとなりました。式典には、熱海ジャカランダの故郷であるポルトガルから、駐ポルトガル大使にもご出席頂きました。
4000平方メートルの敷地に106本のジャカランダを植栽しました。まだまだ背丈は低いですが、年を追うごとに成長していくと思います。国内では最大級になるはずです。
ジャカランダについては、既に市内で植栽されたものが開花しており、『熱海でジャカランダが見れる』という情報は一分のファンの間では有名でした。今回プロムナードが出来たことにより、益々知名度が上がることが期待されますね。
ジャカランダは世界三大花木のひとつ。1990年に姉妹都市であるポルトガルのカスカイス市から送られた2本の木から始まり、現在では熱海の初夏を告げる、熱海を代表する花となりました。
温暖な気候でしか育たないため、日本国内でもジャカランダが元気に生息できる地域は限られていると言われています。熱海の気候はカスカイス市にとても似ているとのことです。
ジャカランダが咲き誇るのはこれから。是非6月の熱海温泉にお越しくださいね。
『ジャカランダについて』
●位置づけ
世界3大花木〔フランボヤン(鳳凰木)、スパトデア(火炎木)、ジャカランダ(紫雲木)〕の一つ。
●形 質
ノウゼンカズラ科の落葉高木~低木。葉は優美なシダに似た2回羽状複葉、花は藍色または青紫色が
基本で、ピンクや白色もある。落葉だが春先まで葉を着けることが多い。
基本で、ピンクや白色もある。落葉だが春先まで葉を着けることが多い。
●原産地
南米の熱帯~亜熱帯地方原産で約50種が知られる。
●分 布
世界の熱帯、亜熱帯の乾燥地帯を中心に栽培される。国内では関東南部~沖縄まで栽培事例あり。
●生育環境
凍障害を受けない温暖な土地で、かつ日照の多い比較的乾燥地を好む。
●開花特性
国内では花より葉が先行して出芽する。花数も相対的に少ないため樹冠全体が花で覆われることは
少ない。
少ない。