伊豆近海で水揚げされた、
赤く光る高級魚
古屋旅館でお出しする「金目鯛」が
美味しい秘密
金目鯛を知り尽くした地元の人間だからわかる
金目鯛の魅力と最も美味しく食べる方法をご紹介いたします。
伊豆近海での水揚げ量が日本一
伊豆の名地魚、
「金目鯛」。
赤く光る高級魚『金目鯛』が
何故魅力的なのか
金目鯛は北海道より南の太平洋、水深200mから400mに生息する、赤く光る高級魚です。伊豆沖・銚子沖・高知県で主に獲れますが伊豆近海での水揚げ量が日本一を誇ります。金目鯛は、「鯛」の文字がつきますが、実は「鯛の仲間」ではありません。
魚屋さんやスーパーなどで、目にする金目鯛の姿は真っ赤ですが、実は釣りたての金目鯛は背だけが赤く、腹は銀色なのです。
金目鯛は、年間を通して水揚げされ、白身で脂肪分が多くどんな料理にも合うのが魅力です。また、質の良いたんぱく質と脂質が多いことが特徴です。
そのため、血液の構成成分である鉄(鉄分)、ビタミンB群、骨や歯を作り、多くの生理作用を担うリンを、適度にバランスよく含んでいます。
金目鯛の旨み=脂乗のり 「大きいほど美味しい」という特性。
熱海では昔から『金目鯛は大きいものに限る、大きければ大きいほど美味しい』と言われております。
長期間・元気に生息した大柄な金目鯛ほど、金目鯛の旨みのキーワードである『脂』が乗っているからです。
数ある金目鯛から如何に美味しい金目鯛を見つけるかはそれほど難しいことではありません。なぜなら大きな金目鯛を選択すればいいのです。
誰でも金目鯛の目利きになれます。
金目鯛の美味しさの秘訣は、ズバリその脂。
身の中にまで脂が乗っており大変美味しい魚です。
20年~30年ほど前までは、伊豆地域の一般的な家庭でお惣菜として重宝されました。熱海の家庭でも夕食時に大変頻繁に食されていました。
熱海で生まれ育った、私もよく煮付けを白いご飯と一緒によく食べた記憶があります。時が経つにつれその美味しさが徐々に世間に広まり、急激な需要の高まりとなり現在では価格も高騰、高級魚の位置づけとなっております。
外国産の金目鯛(冷凍の輸入モノ)も流通しており、市場でよくみかけるリーズナブルな刺身やお弁当、お寿司等で提供される個体は輸入モノが多いと思われます。
やはり国産金目鯛、特に大柄な個体については高値で取引されています。
創業200余年、
伊豆名産の魅力を引き出す
名地魚「金目鯛」の調理、3つのこだわり。
こだわり1 1.『大ぶりな700g以上の金目鯛のみ使用します』
大きく脂の乗った金目鯛を使用します。
Mサイズでも700g以上の大振りな金目鯛のみを使用します。
Lサイズでは900g超にまで育った金目鯛を使用します。
大きな金目鯛はその姿だけでも大変迫力があり、目でも楽しむことができます。
※一般的には、写真下の400gくらいの金目鯛が市場には良く出回っていますが、
古屋旅館では、写真上の700g以上の金目鯛を使用しています。
こだわり2 2.『熱海魚市場で仕入れた、地の金目鯛のみを使用します』
伊東沖・熱海沖・伊豆大島近海など、熱海近海で水揚げされた金目鯛のみを使用します。
当館から徒歩約7分の場所にある熱海魚市場で取引される金目鯛を、長年のお付き合いのある地場の魚専門卸業者から仕入れています。
築地市場など通さず地元からダイレクトに仕入れるため、高級魚でありながらお求めやすい価格にてご提供することができます。
こだわり3 3.『長年の経験から、こだわりの煮付けをご提供します』
金目鯛がブームになる前から、当館では別注文で金目鯛の煮付けを20年以上に渡りご提供しています。
3種類の醤油と3種類の糖を使い、職人が手をかけて煮付けます。黒光りもするブラウン色の煮汁には、大ぶりな金目鯛そのものから出た脂が程よく溶けだしています。大皿にてご提供される金目鯛に、最初は驚かれるかもしれません。
お連れ様とシェアしながらどうぞお召し上がり下さい。
当館で、数ある調理法の中から、
煮付けをご提供する3つの“理由”
理由1 『金目鯛全体の脂をまんべんなく御出汁として利用できる』
金目鯛はアラ、特に頭の部分に良質の肉と脂が隠れています。
煮付けにすることによって、その隠れた肉を食することができると同時に、全身の脂が煮汁として外部へ出ていくことで、その美味しさをより堪能することができます。
新鮮なお刺身も美味しいですが、やはり地元で昔から食されているのが煮付けであるように、金目鯛の美味しさを引き出せる調理法であると考えます。
しゃぶしゃぶもポピュラーな食べ方ですが、しゃぶしゃぶした際には脂がお湯に溶け出してしまいます。
さっぱりと食するにはしゃぶしゃぶも大変よろしいのですが(ある意味“通”な食べ方ですね)、たまに召し上がる一般の皆様には、是非煮付けで召し上がって頂きたいと思います。
理由2 『圧倒的に食べやすい』
長時間に渡って加熱された身はとても柔らかくなり、喉を通りやすいです。お刺身やしゃぶしゃぶでは身のぷりぷり感を楽しむことができますが、やはり煮付けの方が喉を通りやすいです。
様々なメニューが提供される旅館のコース料理の一部として召し上がって頂くには、食べやすさはとても大事だと考えます。
また、お料理は舌で味わうと同時に“目でも味わう”ものです。
どーんと出される大振りな姿煮の迫力は、やはり煮付けならでは。
見た目の迫力が違います。
伊豆の栄養たっぷりの海で育った、元気な金目鯛の姿そのものも、是非楽しんで頂けたらと思います。
理由3 『3種類の醤油・3種類の糖』
当館では3種の醤油(こいくち醤油、たまり醤油、土佐醤油)の3種の糖(三温糖、素焚糖、上白糖)をブレンドし、旨みを引き出しています。
母の味がみそ汁であってそれぞれの御家庭で違う味付けがあるように、煮付けの味付けもお店によって様々です。
お刺身はお醤油で召し上がるため店ごとの差が出にくいと思われますが、煮付けはそれぞれのオリジナリティが出ます。
是非その旅館やお店でしか食べることができない『オリジナルな煮付けの味』をお楽しみ下さい。
日本一の産地、伊豆名産「金目鯛」を食すという至福
熱海古屋旅館で、味わう
金目鯛
これからご予約される方向け
『金目鯛を楽しめる、3つのプランから選ぶ』
古屋旅館には、金目鯛を味わう3つのプランがあります。
これらのプランで予約をいただければ、最も金目鯛を美味しく召し上がって頂けるオススメの「金目鯛煮付け」が召し上がれます。
すでにご予約済みの方向け
既にご予約済のお客様や、他のプランでお申込みのお客様の中で『金目鯛の煮付けが食べたい』というお客様は、是非お電話にてお申込みくださいませ。
一尾(700g~900g)/2〜4人前
7,590円(税込)