熱海七湯の一つ 清左衛門の湯
最上にこだわる
本物の温泉
当館は、江戸時代より湧き出している熱海七湯の一つ“清左衛門の湯”を所有しており、
源泉からのお湯をそのまま使用しております。
清左衛門の湯
名湯 熱海七湯の一つ
「清左衛門の湯」からの
源泉掛け流し式
熱海では古来から、7つの源泉が重要な役割を果たして参りました。当館はそのうちの一つである“清左衛門の湯”の源泉を所有いたしており、これは他施設様に分けることなく、古屋旅館の独占使用となっております。
温泉を直接汲み上げ、源泉から浴槽までの配管距離を緻密に計算し、源泉口で約90度のお湯が浴槽に注ぎこまれる時点では、入浴に丁度良い温度になるよう設計されております。
古屋旅館の温泉は全て
源泉「清左衛門」からの
100%源泉掛け流し
「清左衛門の湯」の由来
昔、農民の清左衛門という者が馬を走らせて、この湯壷に落ちたので、その名が付いたといいます。
明治までは、昼夜常に湧き出てたえることがありませんでした。人が大きな声で『清左衛門がいない!』と叫ぶと大きく湯が湧き、小さな声で『清左衛門がいない』と叫ぶと小さく湯が湧き出たといわれています。
徳川家康 御用達
「清左衛門の湯」
昭和から熱海のあちこちで温泉採掘が行われ、七湯の湧出量も減り続けましたが、『清左衛門の湯』はいまでも豊富な泉質の温泉を供給し続けております。
徳川家康公が熱海に湯治に参った際にも、きっと熱海七湯に浸かりその疲れを癒したのでしょう。約400年を経た今、同じお湯に浸かる…。そんな楽しみ方もあるのかも知れません。
露天風呂・大浴場
男女ともに決して大きくないお風呂ですが、毎日すべてのお湯を完全に抜いて造り直します。
男湯
露天/御影石
大浴場/古代ヒノキ
女湯
露天/伊豆石
大浴場/古代ヒノキ
備品・設備 | アメニティーグッズ、浴衣、バスタオル、リンスインシャンプー |
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大浴場の脱衣場も安心!24時間:大浴場脱衣所を空間除菌
1万分の1に不活化!
新型コロナウイルス等にも有効
大浴場の脱衣場も安心!病院等に多く設置されている常時オゾン発生装置を男女脱衣場に複数台設置しております。密になりがちな脱衣場を24時間体制で消毒致します。
密を連想させやすい大浴場の脱衣場。この度当館では、医療現場などで多く使用されてる株式会社デンネツ様製のダウンライト型脱臭除菌装置『IonSupply(特許技術)』を男女の大浴場に設置致しました。人体に無害な濃度のオゾンを24時間排出することにより除菌消臭が可能となります。
AIセンサーで密を回避!密を避けながら大浴場が楽しめます!混雑回避システム『混まないさん』
AIセンサー が旅館内の混雑をリアルタイムでお知らせ。
客室に居ながら館内混雑を把握することができ、AIセンサーで密を避けながら大浴場が楽しめます。
『温泉は大浴場で楽しみたい』という方に最適です。独自のウェブシステムにより、お客様のスマホから大浴場の混雑がリアルタイムでご覧頂けますので、混雑を避けて大浴場をご利用可能です。お帰りまで何度でも源泉湯をお楽しみください。(全客室に無料の高速Wi-Fi完備)
温泉について
源泉100%の誇り
- 以下のようなことは一切行っておりません。
- 水を加えて冷やす。
- ボイラーで温めなおす。
- 浴槽から溢れた温泉を濾過して再利用する。
- 温泉節約のため水道水(水道温水)を加える。
塩素はもちろん、薬品による殺菌なども一切行なっておらず、“本物の温泉”に24時間好きなだけお浸かりいただき、その効能を十分お楽しみいただけます。どんなに格好の良いお風呂だとしても、本物の温泉でなければそれはお客様を騙すことになってしまうのでは、との危機感から、お風呂の数をむやみに増やさずに当館は本物の温泉を守り続けます。街中のため絶景風呂とはいきませんが、数百年湧き続ける本物の温泉を是非お楽しみくださいませ。
古屋旅館の男女大浴場についてまとめ
- 【加水】
- しておりません。
- 【加熱】
- しておりません。
- 【ポンプ】
- 熱い温泉がよくかき混ざるようにポンプは使用しています。(かくはん用です)
- 【市販の塩素剤】
- 投入しておりません。
- 【濾過】
- しておりません。濾過器も小さなゴミをとるヘアキャッチャーもついておりません。そのため土中の成分や土中の脂分などもそのままです。凝固した温泉成分が漂うこともございます。予めご了承ください。
- 【湯の入れ替え】
- 毎日です。一度すべてのお湯を抜いてゼロから作り直します。(10時~14時)
とてもフレッシュな温泉です。 - 【殺菌】
- レジオネラ対策として、天然塩を利用した殺菌を行っています。常にレジオネラ菌ゼロを維持しております。
泉質・効能
泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・アルカリ性・高温泉) |
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効能 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病 |
泉名 | 真の湯 熱海16号(台帳番号322-016号) |
温泉100%当館のシステム
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源泉の流れ、湯上がりぽかぽか感が違います
- 1当館のみが使用する源泉、清左衛門の湯から毎分70リットルの温泉を直接汲み上げます。
- 2汲み上げられた温泉は、温泉タンクに入ります。
- 3配管を通りながら自然に温泉は冷却されます。(源泉口で約90度、浴槽近くでは約65度)
- 4浴槽内の温度を感知するため、湯の一部を吸い込みます。
- 5温度感知器からの情報を受け調整弁が作動し、適正な湯量が加えられて行きます。
- 6加水や加熱を一切していない純粋な温泉が、常に40〜42度に保たれたままお客様をお迎え致します。
- 7溢れ出たお湯はそのまま排水溝へ流れ、捨てられます。(一切循環させておりません)
正しい温泉の入り方
温泉利用(浴用)にあたっての注意事項
地元のお医者さんによる監修、正しい温泉の入り方をご案内致します。
せっかく天然温泉にはいるのですから、充分な効能を得たいものですね。
是非参考になさってくださいませ。
参考文献
世界温泉文化史 | ウラディミール・クリチェク著(訳:種村季弘他)国文社1994 |
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日本の温泉地 その発達・現状とあり方 | 山村順次 日本温泉協会1987 |
温泉医学 教育研修会評義録 | 横山巌他 日本温泉気候物理医学会編1990 |
入浴・温泉療法マニュアル | 植田理彦他 日本温泉療法医会編1999 |