未経験から老舗の一流へ
5年で、どこでも通用する接客のプロになる道
古屋旅館は、1806年創業。熱海で最も長い歴史を持つ老舗温泉旅館です。老舗旅館と聞くと、「自分に務まるのだろうか」「礼儀作法が厳しそう」「未経験では難しそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、古屋旅館が新卒採用で大切にしているのは、入社時点で完成された人を採用することではありません。私たちが見ているのは、素直に学べるか、分からないことを相談できるか、自分なりに成長しようとする姿勢を持てるかです。
旅館の仕事は、決して楽な仕事ではありません。お客様の大切な時間に向き合う責任があります。着物での所作、言葉遣い、料理の提供、空間の整え方、相手に合わせた気配りなど、覚えることも多くあります。
だからこそ、古屋旅館では「いきなり一人前になりなさい」とは考えていません。
1年目、3年目、5年目と段階を踏みながら、少しずつ成長していくことを大切にしています。
老舗として守るべき型は守る。一方で、働き方や教育の仕組みは時代に合わせて変えていく。休日数を選べる制度、ITやAIを活用した効率化、安心して暮らせる社員寮など、働く人が長く続けられる環境づくりにも力を入れています。
古屋旅館で働くことは、単に旅館で接客をすることではありません。社会人としての基礎を身につけ、一流のお客様と向き合い、日本文化を学び、どこに行っても通用する人になるための5年間を過ごすことです。


新卒の学生の皆さんが不安に思うことへ
新卒で入社する時、多くの方が不安を抱えています。接客経験がない。敬語に自信がない。着物を着たことがない。高級旅館のお客様に失礼がないか心配。先輩に迷惑をかけないか不安。親から「旅館の仕事は大変ではないの」と言われる。そうした不安は、自然なものです。
古屋旅館では、最初から完璧な接客を求めることはありません。1年目に大切なのは、まず決められた手順を理解し、マニュアル通りに動けるようになることです。守破離で言えば「守」の段階です。自分らしさや独自の接客は、基準が身についてから少しずつ育てていけばよいと考えています。
むしろ、最初から自分の理想の接客を押し付けてしまうことや、自分だけで判断して動いてしまうことは、古屋旅館では求めていません。分からないことは相談する。迷ったら確認する。自分の判断を一度先輩や上司に預ける。これが、1年目に最も大切な姿勢です。
自信がある人ほど、自分の考える「良い接客」をお客様に押し付けてしまうことがあります。一方で、自信がない人ほど、マニュアル通りにしようとしすぎて、接客が固くなってしまうことがあります。どちらも悪いことではありません。大切なのは、自分の癖に気づき、先輩と振り返りながら成長していくことです。
失敗しない人はいません。大切なのは、失敗した時に隠さず報告し、次にどう活かすかを考えることです。古屋旅館では、報連相をきちんとできる人、自分の感想を持って次につなげようとする人を、成長している人として見ています。


古屋旅館の新卒育成は「子育て」に似ています
古屋旅館では、新卒の成長を「子育て」に近いものとして考えています。入社したばかりの頃は、まだ社会人としての判断基準が十分に育っていません。だからこそ、まずは古屋旅館の型を学び、守り、安心して現場に立てるように育てていきます。
イメージとしては、1年目は中学生、3年目は大学生、5年目は社会人として自立していくような感覚です。最初はお手伝いから始まり、次に自分でできるようになり、やがて後輩を育てる側へ回っていく。古屋旅館は、そうした成長の過程を大切にしています。
1年目は、まず「教わりながらも一人で現場に立てる状態」を目指します。マニュアルを理解し、通常の仲居業務を一通り任されるようになることが目標です。ただし、自分で考えたことを相談なしに実行する段階ではありません。基準が確立されていない時期だからこそ、相談しながら判断することが重要です。
3年目になると、古屋旅館では大ベテランとして考えます。お客様に合わせた接客ができるようになり、後輩から質問や相談を受ける立場になります。自部門だけでなく、他部門からも頼りにされる存在になることを期待します。
5年目になると、現場を支える側に回ります。
新人が一人前になったかどうかを判断したり、現場全体を見て足りない部分を埋めたり、繁忙時やクレーム時にも落ち着いて判断したりすることが求められます。ここまでくると、古屋旅館のおもてなしを体現する存在です。
古屋旅館は、社員に対して「一度入ったら辞めてはいけない」とは考えていません。人生にはいろいろな変化があります。環境が変わり、一度離れることもあるかもしれません。それでも、また戻りたいと思ってもらえるなら、出戻りも歓迎します。古屋旅館は、働く人にとって「実家」のような場所でありたいと考えています。


1年目のゴールは、一人で立てること
1年目に求めるのは、
特別な才能ではありません
大切なのは、基本を守れることです。マニュアル通りの動きができる。手順を理解して動ける。分からない時に相談できる。自分の感想を持ち、次につなげようとできる。これが、1年目で到達してほしい状態です。
古屋旅館の仲居は、お客様と近い距離で接します。お部屋でのお食事提供を中心に、お客様の表情や会話、空気感を見ながら行動する仕事です。だからこそ、最初から臨機応変さだけを求めるのではなく、まずは基準を身につけることが重要です。
1年目でつまずきやすいのは、
周りと比べてしまうことです
同期や年次が近い人と比べて、「自分はできていない」と落ち込んでしまうことがあります。しかし、成長のスピードは人によって違います。大切なのは、誰かと比較することではなく、自分自身の理想に向かって少しずつ前に進むことです。
古屋旅館では、1年目に完璧を求めません。むしろ、分からないことを分からないと言えること、相談できること、注意を受け止めて次に活かせることを大切にします。素直に学ぶ姿勢がある人は、必ず伸びていきます。
3年目で、任される人になる
3年目になると、古屋旅館では
一気に期待される役割が広がります
新人教育を担うようになり、後輩から相談を受け、他部門からも頼られる存在になっていきます。この段階では、マニュアル通りに動くだけではなく、お客様に応じた接客が求められます。ただし、独断で応用するのではありません。古屋旅館では、守破離の「破」に入る時も、上司や先輩に相談した上で対応することを大切にしています。
たとえば、お客様の年齢、旅の目的、会話の雰囲気、食事の進み方によって、接客の間合いや声のかけ方は変わります。
マニュアルにはない判断が必要になる場面もあります。その時に、自分だけで判断するのではなく、古屋旅館の基準に照らして考え、確認しながら実践できる人が、3年目で信頼される人です。
後輩にとっては、身近な
ロールモデルになってほしいと
考えています
質問しやすい人、相談しやすい人、真似したくなる人。そういう先輩がいることで、新人は安心して成長できます。
3年目で差がつくのは、自分の理想像を持てるかどうかです。ただ言われたことをこなすだけでは、一定のところで成長が止まります。「自分はどんな中居になりたいのか」「どんなお客様対応ができる人になりたいのか」を考え、そこに向かって努力できる人は、3年目から仕事が本当に面白くなっていきます。
5年目で、古屋旅館の文化を体現する人へ
5年目になると、求められる役割は
さらに大きくなります
自分の接客ができるだけではなく、現場全体を支える存在になってほしいと考えています。新人が一人前になったかどうかを判断する。現場で困っている若手を率先してフォローする。繁忙時に、どこが足りていないかを見て動く。お客様対応で難しい場面があっても、心穏やかに安定して判断する。こうした力が、5年目の仲居には求められます。
古屋旅館の5年目は、
単なるベテランではありません
古屋旅館のおもてなしを、誰が見ても「老舗旅館の仲居として納得できる」レベルで体現している存在です。高級旅館やラグジュアリーホテルに慣れている、目の肥えたお客様にも安心して対応できる。そうした接客力と人間力を身につけていきます。
慣れで仕事をすることは、古屋旅館では求めていません。基本ができるようになった後も、広い視野を持ち、お客様係全体のスキルアップや効率性向上について、建設的な意見を出せる人になってほしいと考えています。
5年目まで成長した人には、社内でお客様係のリーダーとして現場を率いる道があります。また、本人の希望や適性によっては、他部門へのコンバートも可能です。古屋旅館で身につく力は、接客だけに閉じたものではありません。
5年後、どこでも通用する人になる
古屋旅館で5年間働くと、
何が身につくのでしょうか
まず、接客をキャリアの核にしたビジネスパーソンとしての力が身につきます。相手の表情を読む力、場の空気を整える力、言葉を選ぶ力、準備する力、報連相をする力、後輩を育てる力。これらは、どの業界でも通用する力です。
着物の着付けや日本文化への理解も深まります。将来的には、日本文化を海外に伝える仕事、ラグジュアリーホテル、他地域の高級旅館、豪華客船、接客力が求められる営業職など、さまざまな可能性につながります。
家業を継ぐ方にとっても、
古屋旅館での経験は大きな財産になります
また、古屋旅館には多様なお客様がいらっしゃいます。経営者、専門職、海外のお客様、家族旅行のお客様、記念日を過ごすお客様。さまざまな人生に触れることで、自分自身の将来の選択肢も広がっていきます。
新卒で入る会社は、人生の土台になります。だからこそ、私たちは5年間を大切に育てたいと考えています。5年いてくれたら、きっとどこに行っても恥ずかしくない人に育つ。そう思える育成をしていきます。
休みを選べる働き方
古屋旅館では、働き方の多様性を大切にしています。新卒であっても、休日日数を選べる制度があります。
月休9日制、月休10日制、月休12日制。しっかり働いて成長したい人、仕事とプライベートのバランスを取りたい人、体力面や生活リズムを重視したい人。それぞれに合った働き方を選べます。
もちろん、どの働き方を選んだから良い、悪いということはありません。大切なのは、自分の人生に合った働き方を選ぶことです。将来的に、働き方を変えたいと思った時も、状況に応じて相談できる環境があります。旅館の仕事は、精神と体力を使います。だからこそ、長く働くためには、休み方も大切です。古屋旅館は、無理をして続けることよりも、安定して笑顔で働き続けられることを大切にしています。

ITとAIは、人を守るために使う
古屋旅館は老舗旅館ですが、働き方は決して古いままではありません。LINEWORKS、BONX、カミナシ、動画マニュアルなど、さまざまなデジタルツールを活用しています。
それは、人を減らすためでも、忙しくするためでもありません。働く人の精神と体力を守るためです。無駄な確認や繰り返し作業を減らし、人が本当に向き合うべきおもてなしに集中できるようにするためです。
たとえば、連絡を効率化することで、情報共有の漏れを防ぐ。動画マニュアルによって、何度でも自分のペースで学べる。記録業務をデジタル化することで、紙の管理や確認の手間を減らす。こうした一つひとつの取り組みが、働きやすさにつながっています。
老舗だからこそ、変えるべきところは変える。守るべきものを守るために、働き方を進化させる。それが古屋旅館の考え方です。

寮と職住近接で、暮らしの不安を減らす
新卒で働き始める時、仕事と同じくらい大きな不安になるのが生活です。初めての一人暮らし、家賃、通勤、食事、休日の過ごし方。特に親御さんにとっても、住環境は大きな心配事だと思います。
古屋旅館では、新しい社員寮を中心に、安心して暮らせる環境を整えています。蔵アパートメント熱海、ATAMI坂の上アパートメント熱海、観月堂ビル寮など、清潔で快適な住まいを用意しています。
職場と住まいが近いことも大きな特徴です。通勤時間が短いため、体への負担が少なく、中抜け時間も本当の自由時間として使えます。自室に戻って休憩する。シャワーを浴びて気持ちを切り替える。仮眠をとる。海辺を散歩する。移動に時間を取られないからこそ、休憩がきちんと休憩になります。
近いからといって、急な呼び出しを前提にしているわけではありません。古屋旅館では、職住近接を「拘束」ではなく「自由時間を増やす仕組み」として考えています。


古屋旅館でキャリアアップしやすい人
古屋旅館で伸びる人に、特別な才能が必要なわけではありません。
教わった通りにまずやってみる素直さがある人。分からないことを抱え込まず、相談できる人。他人と比べて落ち込むことがあっても、自分の理想像に向けて立て直せる人。お客様に良かれと思って押し付けるのではなく、相手に合わせて学べる人。小さな改善を積み重ねることが苦にならない人。
こうした人は、古屋旅館で大きく成長していきます。
反対に、最初から自分のやり方にこだわりすぎる人、相談せずに判断してしまう人、注意を素直に受け止められない人は、少し苦労するかもしれません。古屋旅館の接客には、型があります。まずはその型を学び、その上で自分らしさを育てていくことが大切です。
新卒に必要なのは、完成度ではありません。伸びる姿勢です。私たちは、今のあなたではなく、これからのあなたを見ています。

応募者の親御さまへ
大切なお子様を初めて社会に送り出すことには、不安があると思います。旅館の仕事は大変ではないか。人間関係は大丈夫か。住まいは安全か。休みは取れるのか。無理をさせられないか。そうしたご心配は当然です。
古屋旅館では、給与や休日、働き方をできる限り分かりやすく提示しています。休日日数を選べる制度があり、住環境として社員寮も整えています。ITやAIを活用し、働く人の精神と体力を守る取り組みも進めています。
また、私たちは新卒を「即戦力」として使い切るのではなく、時間をかけて育てる存在として考えています。1年目は型を学び、3年目で任される人になり、5年目で現場を支える人になる。そうした段階を踏んで成長していきます。
古屋旅館で身につくのは、接客スキルだけではありません。礼儀、言葉遣い、相手を思いやる姿勢、報連相、責任感、落ち着いた判断力。社会で長く通用する基礎力です。
お子様が不安な時、迷った時、私たちは一緒に考えます。古屋旅館は、働く人の人生に向き合う旅館でありたいと考えています。

応募前に、まず話を聞いてください
いきなり応募するのは不安だと思います。自分に合っているか分からない。仕事内容をもっと知りたい。寮を見てみたい。親にも説明したい。そう思う方は、まず話を聞くところから始めてください。
職場見学、カジュアル面談、質問だけの相談など、応募前に不安を減らす機会を用意できればと考えています。分からないまま応募する必要はありません。納得してから、一歩を踏み出してほしいと思っています。

最後に
新卒で入る会社は、社会人としての土台をつくる場所です。
だからこそ、どこで最初の5年を過ごすかは、とても大切です。
古屋旅館は、あなたをただの人手として迎えるのではありません。1年目で型を学び、
3年目で任され、5年目で人を育てる。そんな成長の道を、一緒に歩んでいきたいと考えています。
未経験でも構いません。今、自信がなくても構いません。大切なのは、学ぶ姿勢と、人に向き合う気持ちです。
熱海の老舗旅館で、どこでも通用する接客のプロへ。
あなたの5年を、古屋旅館で育ててみませんか。
